ホ−ムスタジオの必要器材


 下記の器材があればホ−ムスタジオができてしまう。すでにカメラとストロボ1台を持っている方なら、あと12万円程の予算で揃えることができる。

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カメラとケ−ブルレリ−ズ

 今回は2Bタイプのフィルム用の中型機、マミヤM645をしたが、絞りとシャッタ−スピ−ドを手動で調整することができるカメラなら何でもよい。レンズは標準レンズでOK。.撮影アングルはほとんど縦位置のため、ブレを防ぐためにケ−ブルレリ−ズも用意しよう。
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フィルム

 写真館では現像したフィルムに手書きで修正を加える場合が多いため、1コマあたりの面積が大きい2Bタイプ(ブロ−ニ判ともいう)や4×5インチ判のフィルムが使用される。フジカラ−プロフェッショナル160NSは全国の商業写真館の8割以上が使用しているネガカラ−フィルムだ。35mタイプも発売されている。入手し難い場合は感度200ぐらいのネガカラ−フィルム(デイライトタイプ)なら何でもよい。
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ロ−ルスクリ−ン

 大型専門店に行けば撮影用のバックスクリ−ンや専用のスタンドも入手できるが、これはほかに使いみちがなく、物置の無い家では普段の置き場にも困ってしまう。そこで代用したのがインテリア用のロ−ルスクリ−ン。窓際に取り付ければ普段は本来の使用目的にも使え、場所もとらない。無地で黒や紺、茶系の落ち着いた色の物を選ぼう。遮光タイプならなお良い。
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三脚

 カメラブレを防ぐためにがっしりしたものを用意したい。また、ストロボ固定用には専用のライティングスタンドより、特売品の軽量三脚を購入した方が安上がりだ。いっぱいに伸ばした時の全高が160cm以上のものがよい。
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ストロボとバウンスアンブレラ

 スタジオ写真の特徴は、被写体全体を均一にやわらかく包み込むその光にある。光源は普通のストロボでかまわないが、できるだけ明るい(ガイドナンバ−30以上)ものを用意しよう。また、2〜3機の光を拡散させて使用する必要がある。専門店では小型のバウンスアンブレラ(反射傘)が1セット店頭価格7000〜12000円ぐらいで販売されている。また、半透明のビニ−ル製のクッションのようなものにに空気を吹き込んでストロボの発光面に取り付ける散光器が1コ3000円ぐらいで販売されているが、トレッシングペ−パ−と針金で同じような物を自作してもよい。
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単体の露出計とスレ−ブユニット

 複数の光源をつかう多灯ライティング時、カメラに内蔵された露出計では正確な露出を計ることはできない。店頭価格3万円ぐらいでストロボ光が測定できるタイプが売られている。
スレ−ブユニット(ストロボ同調器)はコ−ドレスで複数のストロボを同時に発光させるための器具だ。コ−ドに引っかかる心配が無くなり便利。ストロボを直接取り付けるタイプと、コ−ドでつなぐタイプがある。


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