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ハーブのそだて方
まず、近くのショップで必要なものを揃えよう。種はまき時に合ったものを買おう。プランターは浅めのものでよい。おしゃれなデザインのものが多数出回っている。鉢底用の網は、水やり時に鉢底の穴から土が流れ出すのを防ぐ役割をする。土は、赤玉土、腐葉土、バーミキュライト等を混ぜ合わせて作る方法もあるが、室内やベランダなどで栽培する場合、ブレンド済みの「ハーブ用の培養土」を買った方が、手軽で無駄がない。同様に固形肥料も「ハーブ用」を用意しよう。また、1000倍に薄めて使うタイプの液体肥料や、殺虫殺菌剤のスプレーもあると便利だ。
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プランターを水洗いする
プランターや鉢底用の網など、買ったばかりの器材には油分が付着していることが多いので、充分に水洗いする。
鉢底用の網をカットする
プランターによっては、専用の鉢底用の網またはすのこがセットされている場合も多い。別に購入した場合は、鉢底の大きさに合わせハサミでカットする。この時適当な皿などを、型紙がわりに使うと便利だ。
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土を入れる
プランターに鉢底用の網をセットしたら、4分の1ほど土を入れ、平らにならす。
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元肥を入れる
元肥となる固形肥料を入れる。量は肥料の説明書を参照すること。
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さらに土を入れる
さらに土を入れる。ただし、最後に種の上にかける分は残しておくこと。
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種をまく
いよいよハーブの種をまこう。写真ではセージとタイムを、半分ずつ均等にまいた。
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薄く土をかける
種がとばないように、薄く土をかぶせる。ただし、ハーブの種類によっては直接日光が当たらないと発芽しないものもあるので、袋に書かれた説明書に従って作業しよう。
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水をかける
最後に鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと水をかける。セージやタイムの場合は、発芽するまで1週間ほどプランターを暗い場所に置くか、新聞紙で覆っておいた方がよい。
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15日目
発芽したら日当たりが良く、湿気の少ない場所で育てよう。
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27日目
約1ヶ月、すこし大きくなってきた。酷暑や日照りには弱いので、そんな日は風通しがよい日陰に移すなどして守ってやろう。
45日目
1ヶ月半が経ちだいぶ大きくなってきた。茂り過ぎた部分は丈夫そうな株を残して間引きをしてやると、立派に育つ。間引いた株は料理などに使おう。