ホビ−ライフタイトル

ポケットゲーム『電車でGO!』の楽しみ方

ゲーム機の写真

 「電車でGO!」は、もともと(株)タイトーが製作したゲームセンター用のゲーム機だ。実際の路線をもとにして作られたCG路線で、列車を運転するシミュレーションゲームで、人気が高い。家庭用テレビゲームとしては、プレイステーション用が発売されている。ポケット版も(株)バンダイと(株)ヒロの2社から、同じタイトルでちがう製品が発売されている。今回取り上げるのは、(株)ヒロの製品。小売価格も税別1000円と最もお手軽、JRのキオスクなどでも販売されている。


操作説明図

小さいながらも本格的だ

 左の図は、このゲームの表示画面と操作ボタンの説明だ。なかなか複雑、覚えるのに少々時間がかかる。マスコンというのは自動車のアクセルにあたるもので、マスコンレベルをゼロにしないと、ブレーキをかける事ができない。同様にブレーキレベルをゼロにしないと、マスコンを上げることができないしくみだ。
 「出発進行」の表示が出たら発車し、表示される制限速度や警笛表示を守りながら制限時間内に次の駅をめざし、ホームの停止位置に停車させるというなかなか本格的なゲームとなっている。
 また、ゲームの持点は40ポイントからスタート。制限速度や制限時間、警笛表示などを守ると加算、守らないと減点され、ゼロになるとゲームオーバーだ。特に、ホームの停止位置を3m以上行き過ぎてしまうと、即ゲームオーバーになるので注意してほしい。


ゲーム機の画面

なかなか臨場感もあるぞ

 難しい説明はこれぐらいにして、さっそく走り出してみよう。このてのゲームとしては、大きな液晶画面を使用しており、表示も見易い。流れる線路や移り行く風景、効果音などけっこう臨場感がある。スタートしたら一気に加速し、時速60kmぐらいで走るのが目安だ。


ゲーム機の画面

ホームへの進入は慎重に

 画面右下に表示される残りの距離が、200mを切ったら駅が近い。徐々に減速しよう。ホームへの進入速度は、時速35〜40kmぐらいが目安だ。進入したらブレーキの微調整と惰性走行を組み合わせて、ゆっくりと減速しよう。停止位置の10mぐらい手前から強めにブレーキをかけると、上手く停車する事ができる。


98年4月号

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